脱アルコール酒の各銘柄の情報を知るため,酒造会社や輸入業者のウェブサイトをよく訪れています.新しい銘柄が発売されると,ニュースリリースがウェブサイトに出たり,時にはその銘柄専門のサイトが作られたりもします.
問題は,残念ながら売上が芳しくなく,販売を終了したときです.これを業界の言葉で「終売」というそうです.
ノンアルコールビールのブームが過ぎ,脱アルコール酒にも終売となった銘柄がかなりあります.しかし,このときにわざわざニュースリリースが出たり,ウェブサイトに告知が出ることはまずなく,こっそり市場から消えてしまいます.
終売となっても,発売を知らせるニュースリリースはたいてい残ったままです.また,ウェブサイトにある「商品ラインナップ」からは,終売となった商品は「こっそり」消されていることが多いですが,時には古い商品紹介ページが残っていて,検索エンジンでひっかかることがあります.こうなると,本当に終売となったかどうか,不安になってきます.
雑誌の廃刊をあえて「休刊」というように,終売というのは業者としてはあまり大きな声では言いたくないことなのかもしれませんが,事実は事実として知らせて,次の商品企画でがんばってほしいものです.
[2005. 6. 4追記]ノンアルコールワイン"Light Live"を輸入していた「豊通フーズ」のサイトには,トップページに"Light Live"取扱終了の通知が出ていました.こういうのはありがたいです.
(05. 5. 28)